前回に続き、それぞれの栄養素のはたらきを見ていきましょう。

たんぱく質

たんぱく質は約20種類のアミノ酸から構成されており、主に乳製品や肉、卵、大豆などに豊富に含まれています。体内に摂Related image取されるとアミノ酸に分解され、筋肉や爪、髪、皮膚、臓器など各機能に必要なたんぱく質に再構成されます。さらに免疫物質やホルモン、酵素など、体のはたらきに必要な物質を構成する役割もあります。また、エネルギーを糖質で補えない場合に、エネルギーとしても消費されます。

ミネラル

ミネラルは、人間の体を作っている元素のことで、約60種類存在します。酸素もミネラルのひとつです。その中の必須ミネラルとは、カルシウム、塩素、鉄など、栄養素として人体に不可欠な16種類を指します。

ミネラルが不足すると、筋肉が衰えたり、骨がもろくなるなど、さまざまな障害を引き起こします。逆に過剰摂取しても、体に悪影響が出ることがあります。バランスがとれた食事は、栄養素の不足、過剰による障害や機能低下を防ぐために大切なのです。

ビタミン

ビタミンは、すでに紹介した糖質、脂質、たんぱく質の代謝を補助し、体の生理作用に欠かせない栄養素です。ビタミンB1は糖質の代謝を助け、ビタミンCは抗酸化作用や代謝に関係し、ビタミンDはカルシウムの吸収を促進するなど、種類によって性質と機能がそれぞれ異なります。

このように、栄養素はそれぞれが人体で重要な役割を果たしています。バランスのとれた健康的な食事をとり、体の機能を正常に保ちましょう。