欧米を中心に多くの人が実践しているグルテンフリーは、実際に健康Related imageに良い影響があるのでしょうか。

グルテンフリーが広まったきっかけ

グルテンフリーの食事療法自体は1980年代からありましたが、広く知られるようになったのは、プロテニス選手のノバク・ジョコビッチさんがグルテンフリーによって劇的な体調改善を行ったことがきっかけだそうです。

謎の体調不良に悩まされていた彼は、2010年の検査で自身がグルテン不耐性であることを突き止め、グルテンフリーの食事に切り替えたところ、効果はてきめん。それについて本も出版し、多くの人に知られるところとなりました。

グルテンフリーはグルテン不耐性の人のためのもの

グルテンフリーは、ジョコビッチさんのようにグルテン不耐性の人にとっては効果があります。日本人に多い、牛乳を飲んでお腹が緩くなる乳糖不耐性のように、一種のアレルギーなので、アレルギー源を除去すれば体調は改善します。しかし、近年では、体重を落とすためのダイエットや、その他の体調不良の対策としてグルテンフリーを取り入れる人が増えています。

その他の効果があるかは疑問

しかし、実際にグルテンフリーが、グルテン不耐性の症状以外に効果があるのかは疑問視されています。パンやパスタなどの主食を控えるようになり、結果として炭水化物の摂取量が減りダイエットになることはありえますが、ダイエットや体調不良に効果があるという科学的な根拠はなく、逆に、グルテンフリーにより穀物に含まれているミネラルやビタミンが不足してしまう恐れもあるとされています。